建物が残った―近代建築の保存と転生

制作 : 磯崎 新 
  • 岩波書店
3.67
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000012843

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  磯崎新が建てた大分県立図書館を保存するか取り壊すか、県民全体を含めて議論が巻き起こる。保存することに意味はあるのか、保存という方向は改築を含めているのか、スクラップ&ビルトの波に乗ることは正しいのか。様々な視点から、公共建築物の保存ということを見つめてみる。結果は、保存という選択肢を採り耐震工事を踏まえ小規模な改築を行うということである。ここで重要となってくるのが、世界的に有名な磯崎新が建てた、という事柄である。もしこれが磯崎新でなければ、事実は変わっている可能性がある。特色ある地域づくりにおいて、磯崎新が建てた公共建築物が存在するのは大分県にとってプラスになるという考えである。そして、時代の流れを汲み取り図書館という機能を廃し、地域の活性につながる本筋はそのままにアートプラザとして、新しく生まれ変わる。

全2件中 1 - 2件を表示
ツイートする