超越のことば―イスラーム・ユダヤ哲学における神と人

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000013611

作品紹介・あらすじ

神が語り、宗教が始まる。神のことばは、預言者を通じて人々に語りかけられる。神の言語行為とした下された啓示は宗教の核となり、歴史的に展開して特有の文化を創造する。イスラーム・ユダヤ哲学、そして古代インド哲学における神の言語行為へと迫る碩学の思索は、唯一絶対神に帰依した諸民族の心性をあますところなく描きだした。

著者プロフィール

井筒俊彦
大正三年(一九一四)、東京に生まれる。昭和四三年(一九六八)まで慶應義塾大学文学部教授。以後カナダ・モントリオールのマックギル大学教授、パリ Institut International de Philosophie 会員、イラン王立哲学アカデミー教授を経て、慶應義塾大学名誉教授、日本学士院会員。文学博士。専攻は東洋思想と言語哲学。平成五年(一九九三)没。著書に『イスラーム思想史』『神秘哲学』『意識と本質』『意味の深みへ』ほか。『井筒俊彦著作集』(全十一巻、別巻一)がある。

「2022年 『ロシア的人間 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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