治療塔惑星

  • 岩波書店 (1991年11月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000013628

作品紹介・あらすじ

宇宙移民に挫折し帰還した朔ちゃんと残留者リッチャンの間に生まれたタイくんは、風変りな知性の輝きを示し始める。一方、地球の荒廃がさらに進み、謎の治癒能力を持つ物体を解明する必要性が増大して、その探査のため再び朔ちゃんは「新しい地球」へ飛び立って行った。そしていよいよのめくるめくヴィジョンが開示される。-ベストセラーの前作『治療塔』の続編、ついに登場。象徴と寓意にみちたSF空間が切拓く大江文学の新しい地平。

感想・レビュー・書評

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  • 「治療塔」から引き続き読む。寓意が読み取れなかった。治療塔」はその後どうなるか、地球の未来は? 壁の向こうの存在との交信はうまくいくか?未消化のママ。
    星新一のSFなら、もっとすっきりした筋にするだろう。

  • ノーベル賞受賞講演(朝日新聞)を読んでいつか大江を読もうと思っていたが6年も経っていた。さすがというか鼻につくほどの信念と頭のよさが感じられる。難解で読めないかと思っていたが、慣れてきたのでしばらく挑戦!

  • 続編。治療塔ってほんまになんなんやろか…。

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著者プロフィール

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

「2019年 『大江健三郎全小説 第13巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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