- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000014007
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/41452詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本はアメリカにおけるフリーターや若者がするユースジョブ、腰かけ仕事について書かれている。多くの若者が、目の前の賃金ほしさに飛びついたはいいものの、気がつけばそれ相応の年齢になっているにもかかわらず、とくと技能がついていないということがある。家庭の事情によりそうせざるを得ないことを除けば、それは社会のため、会社のためになるにせよ、賃金のアップや昇給がないため、はっきりいってしまえば自分のためにはならない。日本においても学生や主婦のアルバイト、パートはいるものの、独り立ちした大人がそれでは、確かに世間的にも冷たい眼差しが突きつけられる。企業がコストを安く抑えるため、工場はそれ相応の地域に移転しているが、こと食に限っていえばその問題は避けられない。飲食店やスーパーが人の食と密接につながっている以上、この問題の夜明けはまだまだ先になりそうである。
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タイトルと内容がかなり違う。わざとか。
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若者向けの腰掛け仕事をただ問題視する本ではなく、若者へのインタビューを通してその腰掛仕事に日の光を当てた本。
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分類=若者。06年3月。