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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000015547
作品紹介・あらすじ
ようやく実現した在留邦人の在外投票になぜ著者は参加しなかったのか。また、アカデミー賞を受賞するマイノリティはなぜ少ないのか。生き馬の目を抜くアメリカの転職事情から、パソコンに四苦八苦したあげく離婚騒動にいたる作家の日常まで。若き画家として渡米してから四十年、日米の狭間で両国の矛盾を見つめ、イライラ、ヒヤヒヤする芥川賞作家によるエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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2023.02.17 社内読書部で紹介を受ける。
芥川賞作家。戦前・戦後を経験している。アメリカ在住。夫はユダヤ人。ユダヤ人の祭りを描いた小説で芥川賞。
広島と真珠湾。1995年。それまでは原爆を肯定。しかしアメリカ人も原爆の悲劇を知る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本人はこのテの本を読むと良い。読んで、色々と考えると良い。
日常生活から政治までアメリカと日本の良いトコ悪いトコを体験談交えて書いたエッセイだった。
経験談だけあって読んでて「なるほどなぁ」と思うことばかり。
途中から感情にまかせたヒステリックな書き方になる部分が混じり始めてちょっと投げそうになった。
あまりにも怒りをぶつけられすぎて。
ただ、"海外から日本を見ている"という事で、ナカにいる人より日本についてもアメリカについても知ってて、
普段聞くような「日本おかしいんじゃね?アメリカおかしいんじゃね?」という意見とは別の話もたくさん載ってて楽しかった。
文章も上手いから地味におすすめ。
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