日本人の心のゆくえ

著者 : 河合隼雄
  • 岩波書店 (1998年3月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000017459

日本人の心のゆくえの感想・レビュー・書評

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  • 河合隼雄さんの本を読むと、いつも「うーん」とうならされます。お顔を拝見すると「ふん?」と思ってしまいます。すごい存在感。ご兄弟そっくり。そして、お話を聞いていると「ふーん」とまたうなってしまうのです。
    今度の本は、この3年間日本に起こったいろいろな出来事を材料に、日本文化のかかえる病について論じられています。「阪神大震災」「オーム関連の事件」「神戸の少年による殺人事件」「いじめ」「おやじ刈り」「女子高生の援助交際」などなど。どの文章をとってみても、たくさんの人々とのかかわりの中から生まれてきたことばだから重みがあるのですね。21世紀、いったい日本人の心はどうなっていくのでしょうか。この国際化社会にそんな日本にこだわらなくても、と思われる方もいるかもしれません。でも、国際化社会だからこそ日本人として日本という国について、日本文化、日本人の心についてじっくり考えてみる必要があるのではないでしょうか。(文庫になってないのかな?)

  • ちょっと古い本。初版は1998年。したがってトピックも阪神大震災、援助交際、いじめ問題、オウム真理教、地下鉄サリン事件、…と最近はあまり聞かれなくなったものも多い。でもそれに対する河合隼雄さんの見解は鋭く、的を射ており、未だ普遍性と輝きを失っていない。内容はタイトルからも連想できるような「日本論」。

  • 西洋は父性原理、東洋は母性原理。家族とは。ネットワークアイデンティティ

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