人間のための経済学―開発と貧困を考える

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000017633

作品紹介・あらすじ

1990年ごろを境に、開発経済学は大きく変わりつつある。それまでの近代化論に代わり、経済発展、開発の主要目的は人間そのものにあり、人間の開発は人間の選択能力の拡大にあるとする、人間/民衆中心型発展の考え方が登場し、影響力を強めている。本書では、文化と発展、地域発展、参加型発展を重視する内発的発展論の展開を検討し、社会構造と経済の動きの関係を追求する構造学派の諸理論を解明、社会・人間開発に関する分析を行なう。さらに、経済学の基本パラダイムとしての豊かさ・貧しさの概念転換の過程を検証する。1990年代に著者が公にした経済発展、経済開発に関する論考の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • レギュラシオン理論は有意義。また、本書の内容は高校の開発教育(ガンディーなど)にも資料として提供し、生徒に考えてもらった好著である。

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著者プロフィール

経済学者。早稲田大学名誉教授。
1936年台湾台北市に生まれる。早稲田大学政治経済学部及びパリ大学高等学術研究院卒。早稲田大学政経学部で長年経済学史、開発経済学等の科目を担当。南北問題、開発援助、社会経済等の理論研究に取り組む。国連研修所(NY)の特別研究員を務め、パリ第一大学、北京大学等海外の大学で客員教授として教えた。97年には早稲田大学理事として、同大最初の独立大学院アジア太平洋研究科を立ち上げた。国際開発学会・日本平和学会等の理事・会長を歴任。主な著書に『新・世界経済入門』(岩波新書)、『人間のための経済学』(岩波書店、国際開発・大来佐武郎賞)、『グローバル化を超えて』(日本経済新聞出版社) 等がある。

「2018年 『2030年 未来への選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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