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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000018111
作品紹介・あらすじ
国際分業と都市化のもとで農業の荒廃が進む一方、逆に農業への関心も強まっている。人口爆発、環境問題、有機農業、遺伝子組換え食品、「定年後」の生き方としての農業指向、等々。こうしたなかで農業をどうしたらよいのか、そして農学には何ができるのか-。著者30年の研究と教育の蓄積を"場"の「農学原論」として集大成した力作。
感想・レビュー・書評
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農学という学問分野に係り始めて半年が経とうとしている。所属部署の長から、「担当する学部の学問の基本的なことは勉強しておくべき」というアドバイスをもらい、手に取ってみた。農学を総合・総合することは、そうやさしくなく、多くの領域分野を包含するために、淡々と必要事項を読者に提供している。結果的にそれが重厚さを感じさせるのだろう。
農学原論は農学自体を哲学的に考察する学問と理解した。ボルノ―、ヤスパースらの馴染みのある言説にふれることで、農学が少し身近に感じられるようになった。
第10章の元になった論文は以下。
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/54230/1/nob001_045.pdf
またp.285の図は、こちらでも使われている。
http://www.academy.nougaku.jp/annual%20report/kaiho3/3soda.pdf詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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