白夜の廻廊: 世紀末文学逍遥

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000019040

作品紹介・あらすじ

隠れた世紀末の肖像。世紀末の狂熱の夜を訪れる静かな審美の時間…精神の白夜に、イギリス、ドイツ、日本文学の廻廊がうかぶ。怪奇幻想の美は、古典的調和への憧憬を軸としてめぐる万華鏡ではなかったか。逆光の世紀末紀行。

著者プロフィール

1928年生まれ、ドイツ文学者。東京大学文学部独文科を卒業、名古屋大学などを経て、東京都立大学教授に。大阪芸術大学などで教鞭を執る。ムージルやブロッホなどドイツ文学の翻訳を数多く発表する一方で、1984年に『内田百閒論』(1983年)で読売文学賞を受賞するなど、文芸評論家としても活動。1996年紫綬褒章受章。日本芸術院元会員。2008年に死去。

「2024年 『ウェルギリウスの死 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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