ひとはどう生き、どう死ぬのか

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000019156

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  • 本年7.18日野原重明さんが、7.24犬養道子さんが逝去されました。享年105、96。ご冥福をお祈り致します。約20年前のお二人の対談「ひとはどう生き、どう死ぬのか」(1997.6)を読みました。まずは、犬養さんの体験から。1949年米国留学中に結核になり療養、病院で「カーテン、ベッドカバー、タオルの色、お好きな色をお決めなさい。色というのは、あなたを慰め力づける」。1995年スイスジュネーブの病院でがん手術「治療は個別主義、よく話を聞いて、例えば性格によって麻酔の量まで変える」。まず人間を見よ、各人を見よの全人ケア、日本では聖路加国際病院と淀川キリスト教病院ぐらいだそうです。病気だけ見て、人間を見ない。各人の違いも見ない。型通りのやり方からは早く脱皮して欲しいですね。医者が薬を売っているような現状、もうけることに偏重した医療はやめて欲しいです!

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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