東アジアの思想風景

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000019170

感想・レビュー・書評

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  • 拡散は結構なので?…ちょっと読み始めた!ばかりなのですが、一言言わせて戴きます!と‥儒教と儒学は?同じ派生の宗教に混ざった(前者の)ものと朱子学に代表される単純学問もその後朝鮮半島で価値観として、浸透した(後者)ものに分かれてる!のですよね?‥。

    確か陽明学も朱子学のだいぶ前に派生した!ものですが?「陽明学は?…前者から?其(そ)れとも後者(朱子学の誕生の一石を担っている!と学会の一部で言われているらしい?ので?‥)の方?なのかな?‥」と言うものを識りたくなる書籍ですね?…。荷物で置き場所が確保出来無い!ので?…Kindleか?、kobo?と言う電子書籍版が欲しい!な?‥。

  • 「お互いに理解できそうで結局は好意がすれ違い,「民族」と「国家」が強烈に自己主張する地域,東アジア.日本・南北朝鮮・中国の所謂「儒教文化圏」を中心に,実際に現場を訪れ,該博な古典知識を踏まえ,アジアの文化生態を考現学風に分析して見せた,含蓄と創意に富んだエッセイ.巷間に拡がる「アジア幻想」への葬送曲. 」

    隣国とのこぜりあい(?)があるたびに、この本を思い出します。残念ながら絶版?

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著者プロフィール

1953年、横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻修士課程修了。ソウル大学大学院国語教育科に留学。博士(法学)。韓国の延世大学・漢陽大学の日本語講師、下関市立大学経済学部専任講師、筑波大学社会科学系助教授を経て、2000年から筑波大学社会科学系教授を務め、2019年に退官。2003年から2005年には第1回日韓歴史共同研究委員会委員、2007年から2010年にも第2回日韓歴史共同研究委員会委員幹事を務めた。東洋政治思想史や東アジア文化論、韓国社会論、北朝鮮政治を専門にしながらも、西洋の哲学・思想をその独自の視座から読み解く著作も発表。著書に『悲しみに笑う韓国人』(ちくま文庫)、『東アジアの思想風景』(岩波書店。1999年度、サントリー学芸賞)、『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館。2004年度、読売・吉野作造賞)、『ヨーロッパ思想を読み解く』(ちくま新書)、『使える哲学』(ディスカバー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『旧約聖書の政治史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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