広島 記憶のポリティクス

著者 : 米山リサ
制作 : 小沢 弘明  小田島 勝浩 
  • 岩波書店 (2005年7月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000019354

広島 記憶のポリティクスの感想・レビュー・書評

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  • 原爆をめぐる記憶の痕跡について、都市空間、証言、エスニシティ、ジェンダーの視点から考察した1冊。
    細密な資料や証言、インタビューに基づきながら「ヒロシマ」の記憶がどのように形成され、呼び起こされ、また呼び起こされるまさにそのことによって忘却されてきたことを指摘する。
    証言に関する部分はとくにすばらしかったと思う。

  • 実は、かなーり期待していた一冊。文体は衒学的で、勿体ぶったところがどーもわかりにくい(翻訳者のせいではない)。オリジナルは英語による博論を基にしたもの(“Hiroshima Traces: Time, Space and the Dialectics of Memory”)。廣島/広島/ヒロシマ、という変遷自体にポリティクスがある、という点は納得。かつての軍都から、普遍化された平和の象徴都市へ、という国家戦略と、集合化(国民化)された記憶/個人の記憶、の乖離と対立、戦略…そのポリティクスには頷けるところがあるが、個人的に期待が大き過ぎたよう。悪くはないし、納得したり、感心したりもするけれど、「文化研究」的な言い回しはやっぱりどうも乗り切れない…。とはいえ、力作であることには納得。難しいところだけれど、★としては3〜4の間。

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