表現の自由―その公共性ともろさについて

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著者 : 毛利透
  • 岩波書店 (2008年12月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000019453

作品紹介

本来、私的な自由である「表現の自由」が、民主政にとって必要不可欠とされるのはなぜなのか。アレント、ハーバーマス、ロールズらの読解を通じて、表現の自由の意義について鋭い考察を加える。また、「萎縮効果論」に着目しながら、アメリカとドイツの判例を詳細に分析、「表現の自由論」の再構築を試みる。

表現の自由―その公共性ともろさについての感想・レビュー・書評

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    本来、私的な自由である「表現の自由」が、民主政にとって必要不可欠とされるのはなぜなのか。アレント、ハーバーマス、ロールズらの読解を通じて、表現の自由の意義について鋭い考察を加える。また、「萎縮効果論」に着目しながら、アメリカとドイツの判例を詳細に分析、「表現の自由論」の再構築を試みる。

  • 【出版社の内容紹介文】
     本来,私的な自由である「表現の自由」が,民主政にとって重要とされるのはなぜか──.アレント,ハーバーマス,ロールズらの読解を通じて,表現の自由の持つ意義を鋭く考察.また,「萎縮効果論」に着目しながら,アメリカとドイツの判例を詳細に分析,表現の自由論の再構築を試みる.従来の学説・実務に反省を迫る,俊英の力作論文集.
    https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/7/0019450.html


    【目次】
    まえがき(二○○八年一○月 毛利透) [v-vii]
    初出一覧 [viii]
    目次 [ix-xiv]

     I 
    第一章 自由な世論形成と民主主義――「公共圏」における理性 003
    一 憲法学体系と「公共圏」  003
    二 「切断」の典型例としてのカール・シュミット 005
    三 公共的理由」による公共性 007
    四 public reason ≠ public use of reason 012
    五 憲法学への示唆 016

    第二章 市民的自由は憲法学の基礎概念か 025
    一 問題の所在 025
    二 自由と理性 028
    三 市民とは誰か 035
    四 憲法への要求 045

    第三章 市民社会における法の役割(の限界) 055
    序 社会と法 055
    一 市民社会論の憲法的意味 057
    二 NPOと「政治団体」 059
    三 市民社会への法的規律の正当化論(への疑問)  062

     II  
    第四章 結社の自由,または「ウォーレン・コート」の終焉と誕生 073
    一 NAACP v. Alabama 073
    二 「親密な結社」と「表現する結社」 077
    三 芦部信喜とフランクファータ、または強制的開示の「抑止効果」 082
    四 ウォーレン・コートの始動 092
    五 再びNAACP v. Alabama  095

    第五章 アメリカの表現の自由判例における萎縮効果論――ウォーレン・コートからバーガー・コートへ 105
    はじめに 105
    一 Thornhill 判決の復活 110
    二 New York Times Co. v. Sullivan へ 126
    三 曲がり角としてのDombrowski 判決 155
    四 O'Brien 判決とBrandenburg 判決の意味 186
    五 一九七○年代前半の方向性 197
    おわりに 221

    第六章 ドイツの表現の自由判例における萎縮効果論 243
    一 一九八○年代まで 243
    二 一九九○年代 260
    三 二○○○年代 286

     III
    第七章 立川反戦ビラ訴訟高裁・最高裁判決への批判 321
    一 東京高裁判決の一般論は受け入れられない 321
    二 具体的衡量にあたっては、市民の政治活動の重要性と、その萎縮しやすさを考慮に入れなければならない 324
    三 どのように衡量すべきだったか 328
    四 最高裁判決について 332

    あとがき 343
    索引 

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