ベートーヴェン 上

  • 岩波書店 (1992年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (430ページ) / ISBN・EAN: 9784000020473

みんなの感想まとめ

ベートーヴェンの伝記は、先行研究の成果をまとめつつも、彼の真の姿を探求することに焦点を当てています。著者は、過去の研究者たちに対して敬意を表しつつも、批判的な視点を持ち続け、特にシンドラーやセイヤーに...

感想・レビュー・書評

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  • セイヤーなどの先行の研究成果のまとめ的な伝記。資料の引用も数多い。しかし、改められるべきところはそうして、”真に近い”ベートーヴェン像を確立しようとしている。当然、シンドラーなどには手厳しく、セイヤーにも容赦はないのだが、しかしセイヤーには敬意も表している。
    ”まとめ”なので、きちんとした時系列ではなく、文面の時期が前後する項目もある。なので本書はある程度、ベートーヴェン伝を読み込んだ人でないと、ちょっと混乱するかも。
    ”不滅の恋人”の研究が詳しいが(著者はこれを”確定”した研究者のひとり)、自分としてはボン時代が興味深い。この時代は当然ながら資料が少なく、想像の域をでないことが多いが、それでも存在する資料から、主にベートーヴェンの精神的な有り様を描こうとしている。それは生涯を通じて、多大な影響を及ぼしたと著者が考えているからで、そのあたりは共感を覚えた。

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著者プロフィール

お茶の水大学名誉教授、聖徳大学名誉教授

「2023年 『ビジュアル日本の音楽の歴史 ③近代~現代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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