ミクロ経済学の基礎

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000021975

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  • 【目次】

    はしがき
    本書の使い方

    第1章 経済学の対象と分析手法
      1.1 経済学の対象
    市場経済の基本原理/経済現象とは
      1.2 経済活動と合理的意思決定
    合理的選択のための4ステップと情報の知悉性/選択肢の空間の設定/合理的選択と最適化問題/合理的選択と機会費用/機会費用と最適化問題
      1.3 経済システムの分析手法
    経済モデル/経済変数/グラフによる経済分析/経済現象の同時決定性/経済分析の手順/数学的分析の効用

    第2章 消費者の行動
      2.1 消費と交換
    消費とは/自発的交換/消費および交換の望ましさの尺度
      2.2 消費者にとっての交換の利益
    望ましさの絶対尺度としての総支払用意/望ましさの相対尺度としての消費者余剰/複数の商品からの選択と消費者余剰/複数単位の製品の購入
      2.3 消費者余剰最大化仮説
    砂漠のコーラの例/限界原理/一物一価の法則/割引のパラドックス/裁定と一物一価の法則
      2.4 消費者行動と需要
    価格受容者と正札販売/需要と限界原理/総支払用意と需要曲線/需要法則と限界支払用意逓減の法則/需要という言葉づかいについて
      2.5 需要に関する数学的分析
    総支払用意曲線/消費者の最適化行動と最適化の1次条件/需要曲線と逆需要曲線

    第3章 消費者の選好
      3.1 消費の対象と選好
    消費バスケット/選好関係/選好関係の基本的背質
      3.2 選好と無差別曲線
    正の財,負の財,中立財/無差別曲線/無差別曲線図/特殊な選好関係
      3.3 無差別曲線図と効用関数
    選好関係と支払用意/効用と効用関数/効用関数の実物化と総支払用意/代替と補完
      3.4 顕示選好
    初鰹かトンカツか/選好の顕示/顕示選好の理論/顕示選好の弱公準と無差別曲線の顕示/顕示選好の強公準と無差別曲線の顕示/国民所得統計と顕示選好

    第4章 効用最大化からみた消費行動
      4.1 消費の実行可能性と予算制約
    予算制約式/相対価格と機会費用
      4.2 効用最大化モデルと需要
    最適消費バスケットと効用最大化の1次条件/効用最大化と限界原理/限界代替率と効用最大化の1次条件/需要関数と間接効用関数
      4.3 最適消費バスケットの比較静学
    一般インフレと消費のゼロ次同次性/所得の上昇/価格の下落
      4.4 需要の法則をめぐって
    需要の法則と交差効果/完全代替財,完全補完財における交差効果/需要の弾力性/余暇の需要と労働の供給
      4.5 効用最大化と消費者余剰最大化
    一般化された消費者余剰最大化モデル/部分均衡分析の仮定/総支払用意と総補償要求/部分均衡分析の条件

    第5章 費用と供給
      5.1 供給の法則
    供給の法則と供給曲線/企業と利潤最大化/供給と限界原理/供給の法則と限界費用曲線/利潤と総費用曲線
      5.2 費用の構造
    U字型限界費用曲線の法則/可変費用と固定費用/費用曲線の性質
      5.3 完全競争的企業の行動
    完全競争市場/完全競争的企業の行動モデルと生産者余剰/利潤最大化の条件/供給曲線と生産者余剰
      5.4 長期と短期の企業行動
    供給の長期弾力化原理/長期と短期の区別/企業の長期的計画/長期の供給曲線/供給の長期弾力化原理と短期・長期の費用

    第6章 生産需要と費用
      6.1 生産物と生産要素
    生産の連鎖と生産関数/生産関数と生産要素の代替/生産要素の費用と利潤
      6.2 短期の企業活動と生産要素市場
    短期と長期の費用関数/労働投入量の投入量と限界原理/可変的生産要素の生産性と短期の生産曲線/可変的生産要素市場と生産物市場の短期的連関
      6.3 生産要素の投入と長期の意思決定
    長期の企業行動と限界原理/長期総費用の最小化/費用最小化と総費用関数/費用最小化と限界原理/限界代替率
      6.4 等量曲線と生産の規模
    資本高度化の法則と生産要素の相対需要の法則/相似拡大的生産関数の仮定/U字型の長期限界費用曲線/生産曲面と生産関数/生産物の価格と生産要素需要/生産要素の価格と供給
      6.5 生産と費用の双対性
    要素価格の変化と費用曲線/生産要素の投入と生産要素の価格の双対性/限界費用と限界生産物

    第7章 競争均衡の最適性
      7.1 競争と最適性
    競争に関する2つの基本命題/経済学における均衡分析/完全競争の最適性
      7.2 短期的な資源配分の最適性
    資源配分と実行可能性/消費財の最適配分/社会的便益関数/生産の最適割当/社会的費用関数/生産・消費の最適配分
      7.3 短期的な市場均衡
    完全競争市場における短期の市場均衡/競争均衡の最適性/比較静学と均衡の安定性/需要と供給の弾力性/農業所得と需要弾力性
      7.4 参入・退出と長期均衡
    技術の選択と模倣/長期均衡と企業数の内生的決定/企業数と完全競争の長期的最適性/企業の参入/企業の退出と倒産/技術の模倣と特許制度/生産サイドでの長期と短期の階層構造

    第8章 完全競争市場の一般均衡分析
      8.1 資源配分と効率性
    効率性と無駄/最適性とパレート最適性
      8.2 純粋交換経済モデルと資源配分
    純粋交換経済のモデル/消費配分のパレート最適性/純粋交換経済の一般均衡と厚生経済学の第1定理/厚生経済学の第2定理と資産の再分配
      8.3 単純1国経済モデル
    1国経済の資源配分/生産と消費の一般均衡/完全競争均衡の最適性
      8.4 長期の市場均衡と企業数
    長期均衡/長期効率的技術の選択/企業の合併や分割と長期効率性

    リーディング・リスト
    索引

  • 経済学を本格的に学ぶ人にお勧めしたい入門書である。

    経済学の基礎ともいえる「ミクロ経済学」の本。ページ数が多いのは理解のため、丁寧に解説していると考えて読むほうがよい。

    図も随所に入っており、内容もかなりわかりやすく解説されている。ただ、やはり1人で読み解くのは難しいと思うので、「ミクロ経済学」の講義と並行して読むのがよい。

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プロフィール

矢野誠(京都大学教授)

「2016年 『市場の質と現代経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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