共同取材見たくない思想的現実を見る

  • 岩波書店
3.21
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022019

作品紹介・あらすじ

本書は、「同じ現実を見て、同じ人々に会って意見を聞き、ともに行動しながら、曖昧さを残すことなく同時に別々の文章を書く」という、新しいスタイルの緊張感あふれる試みの書である。沖縄、高齢者医療、過疎化、ナショナリズム、若者の就職難-。いま、本当に問わなければならない日本の課題は何か。前半は、現在もっとも注目される気鋭の経済学者と社会学者が、「現実と思想の往復運動の回復」を目指して厳しい「現実」ときり結んだ渾身のレポート。後半には、その二人による迫力ある三本の対論を収録する。

感想・レビュー・書評

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  • 理解するのでは解決に繋がらない。かといって同情も意味がない。問題はどこかで自分と繋がっている。自分と繋がっている問題点を考え、一つでも前進させることが大切なのだと感じた。

  • \105

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著者プロフィール

金子 勝(かねこ・まさる):1952年、東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現在、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書に『市場と制度の政治経済学』(東京大学出版会)、『新・反グローバリズム』(岩波現代文庫)、『「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『平成経済 衰退の本質』(岩波新書)、『資本主義の克服』(集英社新書)ほか多数。

「2023年 『イギリス近代と自由主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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