醜い花

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 83
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022040

感想・レビュー・書評

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  • シンプルながら中々考えさせてくれるお話でした。
    内容もさながら挿絵も素晴らしい。
    嫌味嫌われていた花が本当は1番美しいんですね。
    植物も虫も人間も外見ばかり気にして花を避けるけど、
    花は全て平等に愛している(アガペ)。
    切られる瞬間も人間を愛していますし。

    茎の部分が美しかったのは、本当に美しいものは
    日常、目に見える部分には見えないっていうメッセージもあるのかな。

    色々深くていい本だと思います。

  • 原田宗典さんが好きで図書館で借りた一冊。

    読んだ後に「これは手元に置いておきたい!」って思って速攻買いにいきました。

    物事の本質はどこにあるのか、そんなことを考えさせられるような気がします。

    上手く言えませんがいつか子どもができたら、この本は読ませたいなと思います。

  • 私の本棚の中で一番と言って良いくらい
    大好きな本です。

    醜い花に学ぶべき
    醜い花のように生きていきたいと
    そう思うけれど、まだまだ修行が足りません。

    沢山の人に世界中の人に読んで貰いたいと思う一冊です。

  • 湖のほとりに一輪咲く「醜い花」。
    誰のために。何のために、醜い花は存在しているのか。

    原田さんの文章と奥山さんの絵が繊細に、「生と死」「存在する意味」を問いかけてくれる。

    子どもから大人まで読んで欲しい。

    ふっと思い出して読みたくなるそんな本。

  • 図書館で読んだけれど、途中で泣きそうになって、かなり危ないところでした。とても短い絵本なのに、何度も休み休み、読了しました。誰よりも醜く、望まぬ毒まで持ち、皆に疎まれてひたすら死を望みながら、誰よりも長く咲き続ける孤独な花のものがたり。この絵本に心を揺さぶられるのは、辛い思いをより長く積んできた大人の方が多いでしょう。もしくは、現在進行形でとても辛い思いをしている未成年にもおすすめです。本の薄さを考えるとかなり高い価格設定ですが、これは欲しい。終わり方も、大人にこそ相応しい結末です。

  • 誰からも嫌われる醜い花。

    嫌われて嫌われて嫌われ続ける醜い花。

    そんな醜い花が咲く意味はなんなのだろうか。


    美しい絵と、美しい花の物語。

  • 宗典botのツイート【「ぜつぼうの濁点」と「醜い花」の二作は奇跡のようにほぼ一夜にして書き上げたもので、幻のごとき引力を感じさせる。】を読んで、前者が好きな作品、後者が未読だったので図書館で借りた。

    「ぜつぼうの濁点」のように、絵本のような短い文章。
    とにかく醜く、臭く、毒まであって嫌われている世界唯一の花が、枯れることもなく長い長い時間を嘆いて咲いている。
    ある時、不思議な「声」を聞き、幸せだったことを知るのだが。

    そこまではいいのだけど、星新一っぽいオチがつく。
    私はどうも「取り返しがつかない」という状況が怖い。
    子供のころから怖い。
    そのわりに、よくあんなに星新一を読んだものである。

  • 毒々しいけれど美しい花の挿絵、最後のページの描写になんともいえない気持ちになりました。

  • 図書館でたまたま借りて、いいなぁと思った本。なので購入。

  • ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか

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