醜い花

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 91
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022040

感想・レビュー・書評

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  • 宗典botのツイート【「ぜつぼうの濁点」と「醜い花」の二作は奇跡のようにほぼ一夜にして書き上げたもので、幻のごとき引力を感じさせる。】を読んで、前者が好きな作品、後者が未読だったので図書館で借りた。

    「ぜつぼうの濁点」のように、絵本のような短い文章。
    とにかく醜く、臭く、毒まであって嫌われている世界唯一の花が、枯れることもなく長い長い時間を嘆いて咲いている。
    ある時、不思議な「声」を聞き、幸せだったことを知るのだが。

    そこまではいいのだけど、星新一っぽいオチがつく。
    私はどうも「取り返しがつかない」という状況が怖い。
    子供のころから怖い。
    そのわりに、よくあんなに星新一を読んだものである。

  • ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか

  • 装丁の美しさはやはり原研哉。
    ひゅーひゅー。

    内容も面白く、「短編小説家原田宗典」と出会った作品。

    この人の作品で2番目に好きだな。

  • 原田宗典と原研哉。
    二人の約束。

著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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