村上春樹、河合隼雄に会いにいく

  • 岩波書店 (1996年12月5日発売)
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  • レビュー :49
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022217

村上春樹、河合隼雄に会いにいくの感想・レビュー・書評

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  • 小説家・村上春樹氏と心理学者・河合隼雄氏の対談です。
    1995年に行われた対談のため、話題は『ねじまき鳥クロニクル』や地下鉄サリン事件(ちょうど村上氏は『アンダーグラウンド』の取材中だったようです)などが中心となっていました。

    キーワードとしては、「物語」「宗教」「暴力」などが印象に残っています…が、私とってはなかなか難しい内容でした。
    ただ、対談が行われてから約18年が経過していますが、話題の中の普遍的な部分は今でも十分に新鮮ではっとさせられます。
    村上氏は「これから暴力の時代がもう一度来るんじゃないかという気がすごくする」と言われていますが、その予言めいた言葉は現実になっているように思います。
    そしてその時代を生きる私たちは…。
    何度もくりかえしページをめくり、じっくりと考えたい1冊でした。
    再読の前に、まずは『ねじまき鳥クロニクル』をもう1度読みたいです。

    読んでいて、お二人の波長が合っているんだろうなぁということが、それとなく伝わってくるのが心地よかったです。

  • 何回も読み返している本。

    今回は、
    ・言葉にしない方がいいことがある。
    ・言いたくないことは言わせない。
    ・偶然を待つ。
    というのが特に印象的でした。

    読むタイミングによって、いろんな学びが得られる、とても大切な一冊です。

  • めまいで横になっていた今日、寝ては読み、また寝ては読みして読了。何度も読み返したりしてもまだわからないところもいっぱいだけどうっすら理解できるところもあった。
    暴力の時代がまたやってくるかもっていうのは、もしかして今のことか?23年前にあった対談だけど、今世界中でヤなムード。自国のことばかり優先で、どこも一触即発ムードが漂っている。
    歴史から学べないものなんだろうか、世界は。

  • 二人の使ってる概念の意味がわからないところがいくつもあるので、追いつきながら少しずつ読み返したい

  • 19年ぶりに再読。素晴らしい。特に河合隼雄の言葉の深さ。凄味が迫る。

  • 本というものを上手く使って表現している。

  • 物語って考えだしたときに、ふと以前読んだこの本を思いだした。
    読み返してみると、覚えていないことが多く、というか大半を占めていて人間の記憶なんて、と思った。
    買ってもいいくらい。
    物語について、よりも、結婚そのものについて、のところが今回は印象に残った。

    欠落を埋めるために結婚するのではなく、欠落は結局のところ一人でしか埋められなく、自分はどのようなところが欠落した人間なのか知るために一緒にいる、

    というようなことを村上春樹が言えば、

    結婚はおもろいもので、この世におもろいもので苦しみを伴なわないものはない、

    というようなことを河井隼雄は語っていた。

  • 思っていたよりおもしろかった。ちょうど知り合いに「ねじまき鳥クロニクル」が面白かったと聞いたところだったので、やっぱり読んでみようかな。

  • 請求記号:140.4/Ka93
    選書コメント:
    めずらしい?村上春樹の対談本です。日本を代表する心理療法家河合隼雄との語らいの中で探られる、小説とは?癒やしとは?ものがたりや心理学、無意識などに興味を持つ人におすすめします!
    (図書館学生スタッフ)

  • 2015年7月15日読了。

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