無理難題「プロデュース」します――小谷正一伝説

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022255

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  • プロデュースとは何か。ひとりの人間の、ひとりの人間とは思えないほどの仕事の数々を眺めながら、追いかけていく一冊。

    他の小谷正一本と比べて、あまりフォーカスされない影の部分。失敗や失態にも目を向けられた、ジャーナリズムとして筋の通った一冊。
    歴史検証という意味でも、意義深い。

  • 電通報でその存在を知り、そして男として惚れた方です。世界は結局生み出すことが全てだと教わった気がします。

    特に下記の言葉が印象的です。
    「きみ、いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは白いんだぜ」。

    社長から無理難題を言われ、嫌がりながらもカタチにしていく構想力、統率力、実行力。全てが手本となっています。自分も成し遂げたと思える、ビジネスをプロデュースしていきたい。

  • 日本のエンタテイメントの基盤を作った人物。闘牛の興行から今の芸能界に通ずる流れ、そして、東京ディズニーランドのテーマパーク迄影響する小谷のプロデュース力。亡くなった俊藤氏、そして花王名人劇場の澤田氏との接点をもっと知りたかった。この三人は昭和の三大プロデューサーと言えるだろうから。

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