明治の精神異説―神経病・神経衰弱・神がかり

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022590

作品紹介・あらすじ

知識人の神経病・神経衰弱・脳病、民衆の神がかり・憑依妄想-明治精神の陰の系譜を掘り起こし、日本近代を捕らえた負の構図を明るみに出す。

感想・レビュー・書評

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  • なんだかつかみどころがない、というのが正直な感想。
    把握するだけの知識、能力がこちらにない、ということなのだが。

    規範のゆるみとそれに伴う自我の未熟・空洞化にみまわれる現代の青年が、
    空虚感を抱え自分探しに走るのと同じように、
    麻原彰晃がオウム真理教にたどりついたとちらりと触れられていたが、
    ここらへんをもっと詳しく書いてほしい。

  • 明治期の精神に絡んだ病について資料になるかなと思ったのですが、存外そうでもなかった。病気の資料にはなりません。神経衰弱という言葉がはやったよーという印象しか残らなかったなあ

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著者プロフィール

1938年東京生まれ.東京外国語大学卒業.東京大学大学院修士課程修了.イギリス文学・思想史専攻.成蹊大学教授,法政大学教授,日本英文学会大会準備委員長・編集委員を歴任.現在,法政大学名誉教授,The Jewish Historical Society of England 会員.著書に,『世紀末の知の風景──ダーウィンからロレンスまで』 (南雲堂),『ヴィクトリア朝の性と結婚』『魔女幻想──呪術から読み解くヨーロッパ』(以上,中公新書),『明治の精神異説──神経病・神経衰弱・神がかり』『ユダヤ人とイギリス帝国』(以上,岩波書店)などがある.

「2010年 『ヨーロッパの覇権とユダヤ人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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