毛沢東の朝鮮戦争: 中国が鴨緑江を渡るまで

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022866

作品紹介・あらすじ

朝鮮戦争最大の謎である中国の参戦過程が初めて明らかにされる。中国は朝鮮半島の戦争前の状況をどう分析したか。戦争勃発後、特にトルーマン声明発表後、中国はどのように軍備を進め、金日成指導部にどう対応したのか。参戦の是非をめぐって行われた大論争の内容はいかなるものだったか。毛沢東はなぜ多数の反対者を説き伏せてまで参戦に踏み切ったのか。周恩来とスターリンの会談の内容、中ソ間の意見の相違など、秘密のベールに包まれている数々の事実が掘り起こされ、中国参戦が及ぼした戦後世界への影響について考察される。

著者プロフィール

1957年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986年に来日し、学習院大・東大・早稲田大などの非常勤講師を経て、1992年、東洋女子短期大学助教授、1996年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。著書は『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 1991年)、『中国2020年への道』(日本放送出版協会 1998年)、『毛沢東のベトナム戦争』(東京大学出版会 2001年)、『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版 2010年)、『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP出版 2012年)など多数。

「2017年 『中国と南沙諸島紛争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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