豊かさの孤独

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000023399

作品紹介・あらすじ

バブルがはじけたわが「経済大国」はいまどこへ行こうとしているのだろうか。バブルの膨張と崩壊-この十年間にわが国の経済社会の変質が始まったという問題意識のもとに、世界経済における日本的な市場経済の特徴を探り、この市場経済を包み込む社会全体のあり方を「時間の豊かさ」という観点から見つめなおすことを通して、現代日本の課題を浮彫りにする。充実した時間の回復を構想し、改めて労働と消費の意味や生活のあり方を問う刺激的な現代社会論。

著者プロフィール

中村達也(なかむら・たつや)
1941年秋田県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。沖縄大学、千葉大学、中央大学で教鞭を執った。現在中央大学名誉教授。著書に『市場経済の理論』(日本評論社)、『ガルブレイスを読む』(岩波現代文庫)、『歳時記の経済学』(岩波書店)などが、訳書に、ジェイン・ジェイコブズ『発展する地域 衰退する地域』J.K.ガルブレイス『満足の文化』、ハイルブローナー『私は、経済学をどう読んできたか』(ちくま学芸文庫)などがある。

「2022年 『交響する経済学 経済学はどう使うべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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