遊人の抒情: 柏木如亭

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000023504

作品紹介・あらすじ

前半生の遊蕩、後半生の漂泊、望郷の念にかられながらの客死…。放浪詩人柏木如亭の生涯をあとづけつつ、その詩の魅力を語る評伝風評論。遊里吉原と女、旅で訪れた信濃・越後・西国・東海道の各地、身近な食物などを題材に、江戸時代後期の漢詩の日本化を体現しつつ、時代からは隔絶した生き方をした詩人を考察する。

著者プロフィール

1946年北九州市生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、成蹊大学名誉教授、日本学士院会員。
主要著書『江戸詩歌論』(汲古書院、読売文学賞)『遊人の抒情―柏木如亭』(岩波書店)『江戸の詩壇ジャーナリズム―『五山堂詩話』の世界―』(角川書店)『近世文学の境界―個我と表現の変容―』(岩波書店、やまなし文学賞・角川源義賞)『江戸の文人サロン―知識人と芸術家たち―』(吉川弘文館)『頼山陽詩選』(岩波文庫)『江戸幕府と儒学者―林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い―』(中公新書)『柏木如亭詩集』1・2(平凡社東洋文庫)ほか。

「2019年 『蕪村』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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