ユニバーサルサービス: すべての人が響きあう社会へ

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000023535

作品紹介・あらすじ

まちで障害者に声をかけられたときに、適切に対応できる人はどれだけいるだろうか。バリアフリーやユニバーサルデザインなどのハード面だけでなく、コミュニケーションや人的サポートなどソフト面を考えるのがユニバーサルサービス。視覚障害者、聴覚障害者、車椅子を利用している人、高齢者など、著者の出会った人々との交流や、まちづくりの多様な事例を通じて、私たちが失ってしまったこと、いま本当に必要とされていること、めざすべき豊かな社会の姿が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00091856

  • 369.27-イノ 000331652

  • 知らなかったことを分かりやすく知れた。これを読んでから町の見方が少し変わった。

  • ユニバーサルデザインの定義は、最近広く知られるようになってきましたね。
    そこから生まれた新しい「ユニバーサルサービス」という概念に、大変共感しました。
    それは、障害のある人のために必要なのではなく、たくさんの人々が共存するこの世界で、とても大切な考えであることに、この本で気づきました!

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。博報堂ダイバーシティデザイン所長、津田塾大学講師。専攻はダイバーシティとユニバーサルデザイン、芸術工学。弱視者に読みやすい文字、入居者に配慮した病院、途上国の貧困層向けの商品開発などの制作業務に従事、2015年カンヌ・クリエイティブフェスティバル審査員。著書に『〈ユニバーサル〉を創る!』(岩波書店)、『ユニバーサルサービス』(岩波書店)、『イラストでわかるユニバーサルサービス接客術』(日本能率協会マネジメントセンター)、共著に『巨大市場「エルダー」の誕生』(プレジデント社)など。

「2016年 『字幕とメディアの新展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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