夢の世界とカタストロフィ: 東西における大衆ユートピアの消滅

著者 : スーザンバック‐モース 堀江則雄

• 岩波書店 (2008年3月19日発売)

作品紹介・あらすじ

大衆主権・大量生産=消費・大衆文化という近代の夢のプロジェクトがもたらしたのは何だったのか?夢の破局ののちに夢を救出することは可能なのか?20世紀の意味を問い直す思想のドキュメンタリー。

感想・レビュー・書評

[radio24kmさんの感想 · 2017年7月30日]

アメリカとソ連の社会や芸術の比較を通じて、ふたつの大国の違いを浮き彫りにしつつも、両国がそれぞれに与えた影響を語ることで、共通点みたいな部分も語られているのが面白かった。

[kanahoさんの感想 · 2011年4月25日]

【目次】

序文

第一部　民主主義の夢の世界
　第Ⅰ章　政治の枠組み
　　Ⅰ−１　大衆主権と敵のイメージ
　　Ⅰ−２　ハイパーテクスト
　　　　冷戦の敵たち
　　　　フランス革命
　　　　経済と政治との分離
　　　　主権党／社会主義国家
　　　　空間
　　　　時間

第二部
　第Ⅱ章　時間について
　　Ⅱ−１　革命の時間
　　Ⅱ−２　時間の断片
　　　　神話的時間
　　　　断片１：神話的時間──年表
　　　　断片２：逆転のモーション
　　　　断片３：時間に抗して（マレービィチ）
　　　　断片４：正方形についての小史

第三部
　第Ⅲ章　大衆文化の夢の世界
　　Ⅲ−１　エコロジーの回路
　　Ⅲ−２　ショック
　　Ⅲ−３　機械の本質
　第Ⅳ章　大衆のための文化
　　Ⅳ−１　大衆
　　Ⅳ−２　表層の美学
　　Ⅳ−３　コスモポリタン・プロジェクト
　第Ⅴ章　夢と目覚
　　Ⅴ−１　キング・コングとソヴィエト宮殿
　　Ⅴ−２　家庭空間
　　Ⅴ−３　目覚

第四部　その後
　第Ⅵ章　ライブの時間／歴史の時間
　　Ⅵ−１　敵を失うこと
　　Ⅵ−２　ひとつの世界
　　Ⅵ−３　グローバル経済における知識生産

注
訳者あとがき

図版一覧
文献一覧

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[Uyunieさんの感想 · 2011年4月12日]

【目次】

序文

第一部　民主主義の夢の世界
　第?章　政治の枠組み
　　?−１　大衆主権と敵のイメージ
　　?−２　ハイパーテクスト
　　　　冷戦の敵たち
　　　　フランス革命
　　　　経済と政治との分離
　　　　主権党／社会主義国家
　　　　空間
　　　　時間

第二部
　第?章　時間について
　　?−１　革命の時間
　　?−２　時間の断片
　　　　神話的時間
　　　　断片１：神話的時間──年表
　　　　断片２：逆転のモーション
　　　　断片３：時間に抗して（マレービィチ）
　　　　断片４：正方形についての小史

第三部
　第?章　大衆文化の夢の世界
　　?−１　エコロジーの回路
　　?−２　ショック
　　?−３　機械の本質
　第?章　大衆のための文化
　　?−１　大衆
　　?−２　表層の美学
　　?−３　コスモポリタン・プロジェクト
　第?章　夢と目覚
　　?−１　キング・コングとソヴィエト宮殿
　　?−２　家庭空間
　　?−３　目覚

第四部　その後
　第?章　ライブの時間／歴史の時間
　　?−１　敵を失うこと
　　?−２　ひとつの世界
　　?−３　グローバル経済における知識生産

注
訳者あとがき

図版一覧
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