レーニン 上

  • 岩波書店 (2002年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784000025270

感想・レビュー・書評

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  • ヴィクター・セヴェスチェンの『レーニン 権力と愛』と比べると、より硬派で伝記らしい語り口が特徴となっている1冊。 読み物として驚くほど面白かったヴィクター・セヴェスチェンの『レーニン 権力と愛』とはまた少し違った視点から語られるレーニンをこの本では知ることとなりました。 やはり同じ人物について違う伝記を読むと言うのはとても参考になります。 レーニン伝の決定版としてこの本は世界中で評価されています。硬派な、伝記らしい伝記です。こちらもおすすめな伝記となっています。

  • 裏話的な、ちょっと笑えるようなエピソードも含まれているけれど基本は淡々とした記述が続いているだけで読みとおすのは結構大変だった。それでもレーニンについて、またソビエト革命について基本的なことは知ることができたと思う
    レーニンは決してすぐれた指導者とはいえなくてころころ意見を変えたし、現状を見据えずに無茶な判断を下した。「aだからAする」がうまくいかなくなったら「bだからBする」に転向した。しかし彼の話術には誰も勝てなかった。自分が正しいと相手に思いこませたり、痛いところをうまくすり抜けたりする能力にかけては天才だった。最初はみんな疑ったものの次第に丸め込まれていった。そして最終的な目的のためには手段をいとわなかった。正しさよりも遂行することを優先した、
    大切なのは良心的な社会はこんないい加減な政治では作れないということで問題は必ず生じるし、その問題を無理やり押し潰せば苦しむ人々が出てくる。実際、革命直後のソビエトは崩壊寸前だった。だからトップに立てることと、ちゃんと政治ができるということはぜんぜん違うことなのだと痛感したのでした

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著者プロフィール

英オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジのソ連史家。3部作『レーニン 上・下』(岩波書店)、『スターリン』(未邦訳)に続く本書で、権威ある《ダフ・クーパー賞》を受賞した。ほかに『情報戦のロシア革命』(白水社)などの邦訳がある。

「2013年 『トロツキー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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