レキシコンの構築 子どもはどのように語と概念を学んでいくのか

  • 岩波書店 (2007年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000025386

感想・レビュー・書評

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  • 認知科学の視点から、メンタルレキシコン(心的語彙)の構造・構築を分析したとても画期的な本です。言語学習のメカニズムを、名詞・動詞・形容詞・助数詞・擬態語に分けて検証実験をもとに詳しく考察していきます。メンタルレキシコンを「進展するシステム」として捉え、今までの研究で明らかになったことと今後の研究における課題が明確に示されているので、より一層関心と理解が深まりました。各章に「まとめ」が設けられているのでとても読み易いですが、『人が学ぶということ』を通読してから本書に向かうことをお勧めします。

  • 筆者が言うように子どもの言語習得過程を学ぶことは、外国語教育にも通じる。その上で、違いも知っておかなければならない。言葉を辞書で対応させていくだけでは躓く、やはり文脈、自分の中で辞書を作っていかなければならないのだな。それを、教える側だけでなく学ぶ側も知っておく必要がある。

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著者プロフィール

今井 むつみ(いまい・むつみ):慶應義塾大学環境情報学部教授。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。学力不振で苦しむ子どもたちの学力困難の原因を見えるようにするツール(たつじんテスト)や学習補助教材の開発にも取り組んでいる。著書に、『言語の本質――ことばはどう生まれ、進化したか』(中公新書)、『ことばの発達の謎を解く』(ちくまプリマー新書)、『親子で育てる ことば力と思考力』(筑摩書房)、『言葉をおぼえるしくみ――母語から外国語まで』(共著、ちくま学芸文庫)、『ことばの学習のパラドックス』(ちくま学芸文庫)、『ことばと思考』『学びとは何か――〈探究人〉になるために』『英語独習法』『学力喪失』(以上、岩波新書)、『算数文章題が解けない子どもたち――ことば・思考の力と学力不振』(岩波書店)、『ことば、身体、学び――「できるようになる」とはどういうことか』(扶桑社新書)ほか多数。

「2024年 『AIにはない「思考力」の身につけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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