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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784000025676
作品紹介・あらすじ
著者の文芸評論家としての面目を如実に示す、画期的なジョイス論!
感想・レビュー・書評
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今日は2008年6月16日。
『ユリシーズ』のあの日から104年後です。
20世紀文学(おお、前世紀なんだ)を代表する
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』は、
1904年6月16日のダブリンを書いた小説です。
そして本書は小説家・批評家丸谷才一さんのジョイス論を収めた本。
丸谷さんのホームグラウンドは王朝和歌とジョイスですが、あの感動的な名著『新々百人一首』と比べると、どうも本書は見劣りするような感じがします。
それでも和田誠さんの装丁は……これはぜひ現物を見てください。
丸谷さんのファンになってから6月16日はちょっと特別な日になりました。
そして6年前から……6月12日はうんと特別な日になりました。
その日、ナンシー関さんが亡くなったのです。
あの時の絶望感、心細さ……。
6月にはいろんな縁ができてしまいました。
そういえば、2日は「ぐうたら感謝の日」だったな。(なんのことか分からない人は『ドラえもん』14巻を読んでね)
2008年06月16日記詳細をみるコメント0件をすべて表示
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