ローマの哲人 セネカの言葉

著者 : 中野孝次
  • 岩波書店 (2003年9月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000025850

ローマの哲人 セネカの言葉の感想・レビュー・書評

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  • 何かに絶望したとき、魂の救済のために読む書。「自分を全肯定することができるようになったとき、人は全き善に達し、真の幸福に至る」という末尾の一文が全てを語る。普段読んでも、「当たり前過ぎる」としか思えないが、肉親や自らの死と向き合う時に本著を読めば、いかに良い終末を迎えるかを真剣に考えることは必定。セネカ語録だけでなく、論語、道元の正法眼蔵、モンテーニュのエセー、徒然草、浄土三部経、本阿弥光悦まで引用し、「真理に古今東西の差はない」との考えは独特で良いが、グルメ番組や旅行を好む大衆を侮蔑する愚民観は不要。

  • ベスト10を選べ、と言われたら外せない一冊。

  • 人生、貧困、死など、誰もが一度は突き当たるテーマを取り上げ、真に自由に生きることを説くセネカ。その文章は無類の魅力を持ち、悩める人を力強く励ます。独自の訳と解釈による、現代人のためのセネカ案内。

  • セネカはあまり日本では知られていないが論語と似ているから。
    人は生存はしているが生きてはいない。

  • 借りた。

  • 「生存する」というのと「生きる」というのは違う等、共感できる内容はあっても、セネカの言葉全てに共感することは誰にとっても難しいと感じた。
    ローマ時代より現代の方がセネカの考え方は受けいられないに違いない。


    それでも、老年期にもう一度読みたい一冊ではある。
    老いや死を気持ちよく受け入れられそうだ。

  • 幼少期には将来名君間違いなしと言われたローマの暴君ネロ。
    これはネロの教育係セネカの物語。彼は苦難の人生のさなかにも、現在にも通じる多くの言葉を残した。

    皇帝即位後にも政策の助言を行いネロの全面的な信頼を得ていた賢人セネカ
    だが、ネロは次第にセネカから遠ざかり、ついには彼を追放、ローマは暗黒時代へと突入していく

    全盛期にはローマで最高位の権力と財力を誇ったセネカ
    全盛から凋落に至っても尚、一貫して語られるセネカの言葉には現代の人々に失われた強さが感じられる

    哲学者として知られる彼の言葉は時を経ても色褪せてはいない


    日々迷いながらも、なんとか今日を生きる現代の若者に薦めたい一冊。
    大切なモノを見つけるための一助になると思います

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