ロシアの連邦制と民族問題 多民族国家ソ連の興亡 (3)

  • 岩波書店 (2007年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (270ページ) / ISBN・EAN: 9784000025904

みんなの感想まとめ

多民族連邦国家の再編や解体の過程を、ソ連の歴史的背景を踏まえて描いた作品は、特にペレストロイカ後期からソ連崩壊の時期に焦点を当てています。民族と国家体制との間に横たわる矛盾を掘り下げ、民族紛争の現代史...

感想・レビュー・書評

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  •  高いよね〜・・・。ロシア連邦制と民族問題、特にソ連崩壊前後からのロシアと連邦構成主体間のやり取り、あるいは対立をチェチェンとタタールスタンという二つの道から考えたもの。非常に一次資料が充実し、且つ時系列的整理が十分になされている。これだけの仕事を綿密に出来るのは、塩川氏の能力や性格にも起因するだろう。但し、不満がないわけではない。チェチェンとタタールスタンの比較というものの、概念的、理論的な枠組みで比較をきちんと行わず時系列的整理の成れの果てという感じのわずかな比較の為、これだけ十分に整理された情報が決して最大限に活用されていない気がする。

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著者プロフィール

【著者】塩川伸明(しおかわ・のぶあき)
1948年生。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、東京大学大学院法学政治学研究科教授を経て、2013年より東京大学名誉教授。
専門はロシア・旧ソ連諸国政治史、比較政治学。
主要著書に『現存した社会主義─ リヴァイアサンの素顔』(勁草書房、1999年)、『多民族国家ソ連の興亡』(全3巻、岩波書店、2004-2007年)、『民族とネイション─ ナショナリズムという難問』(岩波新書、2008年)、『冷戦終焉20年─ 何が、どのようにして終わったのか』(勁草書房、2010年)、『民族浄化・人道的介入・新しい冷戦─ 冷戦後の国際政治』(有志舎、2011年)、『ナショナリズムの受け止め方─ 言語・エスニシティ・ネイション』(三元社、2015年)、『歴史の中のロシア革命とソ連』(有志舎、2020年)、『国家の解体─ ペレストロイカとソ連の最期』(全3冊、東京大学出版会、2021年)、現代史の起点─ソ連終焉への道』(岩波書店、2025年)。共編著に『ユーラシア世界』(全5巻、東京大出版会、2012年)、編著に『ロシア・ウクライナ戦争─ 歴史・民族・政治から考える』(東京堂出版、2023年)など。

「2025年 『脱領域の読書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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