ロジャー・アクロイドはなぜ殺される? 言語と運命の社会学

  • 岩波書店 (2013年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (498ページ) / ISBN・EAN: 9784000025973

みんなの感想まとめ

探偵小説の構造を深く掘り下げた研究書であり、著名な作品「アクロイド殺し」を題材にしています。語り手の制約が物語に独特の入子構造を与え、複数の真相が重なり合う様子を分析することで、読者に新たな視点を提供...

感想・レビュー・書評

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  • 【選書者コメント】著名な小説「アクロイド殺し」を題材に探偵小説の構造に迫る研究書
    [請求記号]9300:1770

  • 題名が気になって、「アクロイド…」を再読してから読み始めた。語り手が真相を明かさずに、真実を語らなければならないという制約が、物語に入子構造をもたらし、複数の真相が重ね合わせ状態になっているという分析は面白い。本作のポアロの推理に説得力が欠けると感じていたのでこのあたりの論旨は納得できる。固い内容ではあるが、原作の初出時の図版なども多く楽しめる。アガサの私生活と「アクロイド…」の関係についての記述には感心した。カフカやシェークスピアなどと比較し論ずるのは、やりすぎのようにも感じた。

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】933.7||U【資料ID】11301244

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著者プロフィール

1949年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授専攻は現代社会論・社会理論著書に『消費社会と権力』(岩波書店)、『ミシェル・フーコー』(講談社現代新書)、『柳田国男と事件の記録』(講談社)、『生きられる社会』(新書館)など

「2000年 『故郷の喪失と再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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