ロシアとシリア ウクライナ侵攻の論理

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000026086

作品紹介・あらすじ

内戦が代理戦争の様相を帯びるとき、泥沼の悲劇が引き起こされる。ウクライナのドンバス紛争から二〇二二年の戦争に至る過程には、シリア内戦と同様に諸外国が介入してきた。ウクライナは「第二のシリア」になってしまうのか。ロシアのシリア内戦への関与を洗い出し、両国の関係から、ウクライナ侵攻の実相に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • シリアとのお付き合いの中で変な方向に行ってしまった青山先生のロシア分析。
    「青山先生も凄い方にいっちゃったねー」と外大生に言ったら、「在学中からあんなもんでしたよ」との冷たいご返答。

  • エコノミスト20221011掲載

  • 良い戦争などない。当事者が自らの正義をもって戦争を正当化することでよい戦争、正義の戦争という真実が作り出されるにすぎない。だが、それを普遍の歴史的事実のように見せるのは、政治やメディアだけではない。市井の人々もまた大きな責任を負っている。そこで行われている殺戮や弾圧、国際法違反を悪魔化や神聖視の常套句をもって理解しようとなれば、それは良い戦争を作り出すことにつながる。戦争は痛ましく、受け入れがたい。だが怒りや憎しみ、あるいは暴慢な正義をもって、戦争に向き合うのではなく、冷静さと正確さをもって事実を知ろうとする営為へと変えるのでなければ、同じ悲劇は繰り返される。

  • 東2法経図・6F開架:319.3A/A58r//K

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著者プロフィール

青山弘之(あおやま・ひろゆき)
1968年生まれ。東京外国語大学卒業。一橋大学大学院にて博士号取得。東京外国語大学総合国際学研究院教授。1995~97、99~2001年にシリアに滞在。ダマスカス・フランス・アラブ研究所(現フランス中東研究所)共同研究員、JETROアジア経済研究所研究員などを経て現職。専門は現代東アラブ政治、思想、歴史。著書『シリア情勢』(岩波書店)、『膠着するシリア』(東京外国語大学出版会)、『ロシアとシリア』(岩波書店)などがある。またウェブサイト「シリア・アラブの春顚末記」(http://syriaarabspring.info/)を運営。

「2023年 『戦火の中のオタクたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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