本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784000026277
みんなの感想まとめ
個性的な俳優の自伝であり、晩年の彼の経験と思索が詰まった一冊です。特に、彼が関わった映画界の歴史や俳優養成の状況についての貴重な証言が印象的で、当時の日本映画ファンにはたまらない内容となっています。彼...
感想・レビュー・書評
-
個性的俳優であった花沢徳衛の自伝です。晩年の自伝だけに、少し自慢話も多すぎる気がしますが、なかなか興味深く読める箇所も多いです。特に、JO(後の東宝)創立期の俳優養成の状況など、当事者ならではの貴重な証言でしょう。逆に、東宝争議における防衛隊長としての証言をもっと書き込んで欲しかったのですが、まだ、支障があったのでしょうか。いずれにしろ、この時期の日本映画ファンなら楽しめる本だと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りたので、全部読めませんでした。
良いエッセイなのですが、今ひとつ集中できなかった。
大好きな俳優さんです。
ほとんど高齢になってからしか知りませんが、名優です。
共産党員としての活動でも有名でした。
昔、「徹子の部屋」に出た時のことを覚えています。
指物師だったそうで、作品持参して説明されていました。
本書によると、小学校中退で指物師の修行をし、非常に若くして独立して失敗したようです。
その後、絵かきを志し、紆余曲折の後、俳優になったと。
ルックスをご存知の方も多いと思いますが、特に年を経てからは「頑固親父」を絵に書いたような人でしたね。
「男はつらいよ」にゲスト出演した時は、病気でしゃべることができない、老香具師をコミカルに哀歓たっぷりに演じていました。
しかし、文才というかボキャブラリーというか、いささか古めかしくはありますが、近頃の有名作家を凌駕しているのではないでしょうか。
文中、何度も「小学校中退」「無学」「学歴がない」という自虐的な言い訳が出てくるのですが、単に学歴がないだけでその知識・見識は全くのインテリです。
同時に俳優の研究所に入った同期が京大や早稲田の出身者であったり、やはり映画監督などは高学歴の人たちが多かったので、負けん気で猛勉強されのであろうことはうかがい知れます。
そのせいもあるのか、文章が非常に固いです。
ちょっとエッセイというには肩がこる感じ。
そう感じる自身は少し反省すべきなのか。
本棚登録 :
感想 :
