信仰と知

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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000026994

作品紹介・あらすじ

神学と哲学の関係は近代に入り、信仰と知、理性と悟性の対立となって先鋭化する。両者の対立を揚棄すべく、ヘーゲルはカント、ヤコービ、フィヒテら先行の哲学を厳しく批判し、自らの拠ってたつ思弁的理性の立場を闡明にする。イエナ期に著された本論文はヘーゲルの思想発展において重要な位置を占める。懇切な訳注を付す。

著者プロフィール

(Georg Wilhelm Friedrich Hegel)
1770年、南ドイツのシュトゥットガルトで生まれ、テュービンゲンの神学校で哲学と神学を学んだのち、イエナ大学講師、ハイデルベルク大学教授、ベルリン大学教授となる。発表した本は6点、翻訳『カル親書』(1798年)、小著『差異論文』(1801年)、主著『精神現象学』(1807年)、大著『論理学』(1812–16年)、教科書『エンチクロペディー』(1817年、1827年、1830年)、教科書『法哲学綱要』(1821年)である。1831年にコレラで急死。その後、全18巻のベルリン版『ヘーゲル全集』(1832–45年)が出版される。前半は著作集で、後半は歴史・芸術・宗教・哲学の講義録である。大学での講義を通して「学問の体系」を構築し、ドイツ観念論の頂点に立って西洋の哲学を完成した。

「2017年 『美学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

G.W.F.ヘーゲルの作品

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