記憶のエチカ 戦争・哲学・アウシュヴィッツ

  • 岩波書店 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784000027519

感想・レビュー・書評

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  • 途中。去年アウシュビッツに行ったし、大学の質的調査の授業で扱ったから読んでみようと思った。

    しかし、ハンナアーレントを読んだことないため、難しい。
    アーレントの本を読んでからまた読む

    人の記憶をいかに残すかということは学びたいテーマの一つ

  • 戦後50年目の8月に出版されたこの本は、集合的記憶、トラウマ的記憶などの「記憶」論が噴出してきた時期の論考の極めつけとも言えるものだと思う。

    証言の不可能性、アーレントの「忘却の穴」などに言及する部分もよかったが、「従軍慰安婦」の問題とレヴィナスの「繁殖」性を結びつけた第4章「満身創痍の証人が特に勉強になった。

  • 本人の講義に出席した時に教科書指定で購入。以後何度か読み返したが、ある時友人にあげてしまった。今回また読み返してみて、とりわけ第一章における論の展開の鮮やかさに印象付けられた。

    しかし、この手の「記憶のポリティックス」について論じる哲学者はみな共通して、詩や芸術的作品を「表象不可能な物を表象するための手段」と見なしがちなところが不満である。たしかに大いにそういう面はあるが、もちろん芸術作品の可能性はそれにとどまらない。要するに、「芸術」を時として、論理の彼岸に想定しつつ、逆に自己の議論を強化するために用いると言う点が嫌である。

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著者プロフィール

高橋 哲哉(たかはし・てつや):1956年生まれ。哲学者。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。同大学院哲学専攻博士課程単位取得。東京大学名誉教授。著書に、『記憶のエチカ――戦争・哲学・アウシュビッツ』(岩波書店)、『戦後責任論』(講談社)、『靖国問題』(ちくま新書)、『犠牲のシステム 福島・沖縄』『沖縄の米軍基地――「県外移設」を考える』(以上、集英社)、『日米安保と沖縄基地論争――〈犠牲のシステム〉を問う』(朝日新聞出版)ほか。

「2024年 『沖縄について私たちが知っておきたいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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