北朝鮮: 遊撃隊国家の現在

著者 : 和田春樹

• 岩波書店 (1998年3月16日発売)

感想・レビュー・書評

[canarykanariiyaさんの感想 · 2007年3月4日]

ハルキといったらまずこっちですｗ

[山葵さんの感想 · 2005年12月5日]

北朝鮮研究についての基礎的な知識を得ることができる。特にこの本では、和田春樹が提起した「遊撃隊国家」として北朝鮮を分析する。

金日成、金正日、そして北朝鮮の軍事力、経済について幅広く網羅しており、98年に出版された本だが未だにこの本の情報は有効であると思われる。韓国で出版された本を読んでも、和田春樹の本からの引用も多いので北朝鮮に興味があれば一度読むべき本。内容も難しくない。

この本はすでに絶版なので手に入れるのは難しいかも・・・

著者プロフィール

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。著書『金日成と満州抗日戦争』（平凡社）、『朝鮮戦争全史』『日露戦争 起源と開戦（上・下）』『北朝鮮現代史』『平和国家の誕生』『韓国併合110年後の真実』（岩波書店）、『朝鮮有事を望むのか』（彩流社）、『スターリン批判1953～56年』（作品社）、『アジア女性基金と慰安婦問題』（明石書店）、『米朝戦争をふせぐ』『安倍首相は拉致問題を解決できない』『慰安婦問題の解決に何が必要か』（青灯社）ほか。

「2022年 『日朝交渉30年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」