- 岩波書店 (1993年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (387ページ) / ISBN・EAN: 9784000028059
感想・レビュー・書評
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大野晋氏の著書を何冊かまとめ買い。
中学時代に習う「係り結びの法則」。
それをルールとして意識したことはあっても、なぜそのルールが出来たのかを考えることなく現在に至る。
例えば、結びが連体形と已然形の違いって何なのかとか。
「や・か」は「疑問・反語」だけど、両者の語としての違いはどこにあるのかとか。
もっともっと素朴に、なぜ「係り結び」はなくなったのかとか。
こうした疑問を持つ人は少なからずいるわけだけど、こうした疑問に答えてくれる人は少ないように思う。
とても親切で、面白い一冊だった。
見落としがちな点だけれど、言葉は変化しながら現在まで繋がっているものであるということ。
古語が現代語とかけ離れているように感じがちだが、辿ってゆくと、そうか!と変化に突き当たった。
なくなっていった言葉もある。
元の形から変化した言葉もある。
元の形に戻っていった言葉もある。
時間の流れに触れることが出来て、満足。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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