フランス中世断章―愛の誕生

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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000028523

作品紹介・あらすじ

中世南フランスに生まれた熱烈で忠実な献身の新しいアムール(愛)。この愛に関わる物語のさまざまな形象。これと対称的な粗野で生々しく甘美でもあるトリスタンとイズーの性愛の物語の元型をめぐる論考。文学と歴史とが溶け合い、ここに中世的世界が息づく。西欧の近代文学の原点をなす愛の世界を、著者ならではの流麗な筆で描く。

著者プロフィール

新倉俊一(にいくら としかず)

詩集
「ヴィットリア・コロンナのための素描」(トリトン社、2015年8月)
「王朝その他の詩篇」(トリトン社、2016年1月)
「転生」(トリトン社、2016年6月)
「ウナ ジョルナータ」(思潮社、2018年12月)

訳詩集
「エズラ・パウンド詩集」(角川書店、1976年9月)
「ディキンスン詩集」編訳(思潮社、1993年6月)
エズラ・パウンド詩集「ピサ詩篇」(みすず書房、2004年7月)

評論集
「エミリー・ディキンスン 不在の肖像」(大修館書店、1989年2月)
「詩人たちの世紀─西脇順三郎とエズラ・パウンド」(みすず書房、2003年6月)
 第19回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞
「評伝 西脇順三郎」(慶應義塾大学出版会、2004年11月)
 第18回和辻哲郎文化賞、および第6回山本健吉文学賞

「2021年 『ビザンチュームへの旅 詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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