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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784000028899
みんなの感想まとめ
多様な視点から描かれる物語が織り成す短篇集は、南アフリカの歴史的背景を背景にしつつ、個々のキャラクターの深い感情を掘り下げています。黒人、白人、カラードそれぞれの立場から語られるストーリーは、背景を知...
感想・レビュー・書評
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受賞年: 1991年
受賞部門: ノーベル文学賞
受賞理由: 『彼女の壮大な叙事詩が、"アルフレッド・ノーベルの言葉"に即した、人文主義にとっての重要な利益であったこと。』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021.05.02 図書館
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あの忌まわしきアパルトヘイトが漸くピリオドを打ち、ノーベル文学賞受賞後のゴーディマが、揺れ動くその後の南アフリカを提示する短篇集。黒人・白人・カラードそれぞれの視点から導くストーリーは背景を知らなくとも十分な読み応えだが、読み終えた後に何かひっかかりが残る。再度読み返さずにはいられない。すると背後にある政治的事情が自ずと浮かび上がる。やり場のない悲しみに覆われながら、一層光彩に包まれ輝き出すというアンビバレントが生じる。自分をリベラルではなくラディカルだと証する美しきゴーディマの企みに酔い痴れる他はない。
12編を収録。どれも甲乙つけがたく、ゴーディマの美しき強さに打ちひしがれた。去年90才で亡くなったゴーディマは最後まで尊く美しかった。
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