幸田文対話

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 21
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000029049

感想・レビュー・書評

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  • なんか薪割りしたくなった。恐ろしく関係ないのに、何故でしょう?

  • 図書館の本 読了

    内容紹介
    小説『流れる』『おとうと』や随筆『木』『崩れ』の名文で知られる幸田文は,対話の名手でもある.志賀直哉・江戸川乱歩・美輪明宏・山本健吉・沢村貞子・西岡常一・辻邦生などを相手に,父・露伴の日常やしつけ,自らの人生観や文学観,各地の木々や崩壊山地探訪,奈良の古塔再建のことなどを,歯切れよくユーモラスに語る.

    美輪明宏のお名前が有ったのでミーハー状態で借りてきた本。
    でも借りてきてよかった、読んでよかった。
    わたしはこの「幸田文」という人は活字でしか知らないけれど、テレビやラジオ放送が残っているならば見てみたい、聞いてみたい。わたしこの女性好き。
    生き方、姿勢みたいなものが。
    この「木」のような動じない一本気なところが何とも言えず惹かれる。
    奈良の古塔再建の事柄はぜひ探して読んでみたい。
    出来上がって「寂しい」と感じる人、素敵だと思う。
    幸田露伴も紐解きたくなる素敵な対話集でした。

  • やっぱり…いいなぁ。言葉の連なりの全てが含蓄あることばだと感じる。特に、露伴の思い出で、小堀杏奴との会話は、ならでは。敬語の遣い方にも良さを感じるし、露伴のことを「親父」と言うのも、こぎみいい。
    表紙のところにある紹介に彼女のある作品が「ルポルタージュ」と分類されていた。私の認識では「随筆、エッセイ」なのだけれども。これには「へ~」って思う。

  • 沢村貞子さんとの対話は、特に洒脱。
    こんなふうに齢を重ねたい、と
    憧れながら一読しました。

  • 「幸田文」の作られ方がわかる。
    父・幸田露伴から厳しくしつけられた明治生まれの女性は優れている。

    23歳の美輪さんとの対談が載っている。

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著者プロフィール

幸田 文(1904・9・1~1990・10・31) 小説家・随筆家。東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。1928年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚。幸田家に戻り、父の傍らにあって家を守り、父の最期を看取る。47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。その清新な文体が好評を博し、随筆家として出発。56年『黒い裾』で読売文学賞、57年『流れる』で芸術院賞等を受賞し、小説家としても文壇的地位を得た。70年頃から、奈良法輪寺三重塔の再建のために奔走した。著書は他に『おとうと』『闘』『崩れ』『木』『台所のおと』『きもの』等多数。『幸田文全集 全23巻別巻1』(岩波書店刊)がある。

「2013年 『北愁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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