時間についての十二章―哲学における時間の問題

著者 :
  • 岩波書店
3.78
  • (3)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000029315

作品紹介・あらすじ

さまざまな相貌をおびて我々の存在を拘束している「時間」。物理学者の「時間」、哲学者の「時間」があり、そして、生活し労働する者の「時間」がある。産業化にささえられた現代人にとっての「時間」とは、いったいなんだろうか。山里の自然からのまなざしによって現代文明に再考をうながし続ける著者の最新エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時間を対象との関係性として捉えると言う考え方は、今のコロナ禍における人間、個人のあり方を再考する上で一助となるかも知れない。

  • 良い。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

内山 節:1950年、東京生まれ。哲学者。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。東北農家の会、九州農家の会などで講師を務める。立教大学大学院教授、東京大学講師などを歴任。

「2021年 『BIOCITY ビオシティ 88号 ガイアの危機と生命圏(BIO)デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内山節の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×