植民地帝国日本の文化統合

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000029599

作品紹介・あらすじ

近代日本は、異民族を支配し多民族統合の体裁を整えるために、どのような文化政策を行ったのか。また、異文化の本国への逆流を防ぎ「日本人」であることの同一性を維持するために、いかなる排除のための装置を機能させたのか。台湾・朝鮮・「満洲国」・中国(華北占領地)での教育・言語政策と宗教・思想統制の実態を、現地の同時代資料をふまえ、歴史状況の推移を追いながら明らかにする。日本型文化統合の構想と自壊のプロセスを入念にトレースした労作。

感想・レビュー・書評

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  • 日本は植民地統治を行う上で朝鮮・台湾においてどのような政策を行ったのか、主に教育・言語政策の面からアプローチを試みたもの。
    単にその理念や政策内容だけではなく、実際にどの程度機能したのかを膨大な資料を分析した上で述べており、たいへん労が多かったことが伺え、ただ舌を巻くばかりである。

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著者プロフィール

東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒、教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史。単著に『世界史のなかの台湾植民地支配――台南長老教中学校からの視座』(岩波書店、2015年)、編著に『生活綴方で編む「戦後史」――〈冷戦〉と〈越境〉の1950年代』(岩波書店、2020年)等。訳書に呉叡人『台湾、あるいは孤立無援の島の思想――民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて』(みすず書房、2021)。

「2021年 『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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