八十八歳の秋-若月俊一の語る老いと青春-

  • 岩波書店 (1999年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784000029735

みんなの感想まとめ

本作は、高齢者の視点から地域医療の重要性や人生の本音を探る対談形式の作品です。著者は、成功した医師への尊敬の念を持ちながらも、踏み込んだ問いかけを通じて、忘れられた本音を引き出そうとしています。特に、...

感想・レビュー・書評

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  • 係長クラスの会長への問いかけとすれば、恐ろしく踏み込んだものだと思います。尊敬する気持ちあればこそ可能な対談であったのかと。歳を経た成功者にそもそも本音などあるものか?その時の本音など覚えているものかと思いつつ、本人も忘れかけた化石のような本音がいくつかは発掘されているのかもしれない。太宰治との対比は興味深い。引用された農村の高齢女性の覚悟が興味深かった。

  • 一言で言えば、著者「信州に上医あり」を補完するような作品とも言える。
    若月俊一氏への尊敬の念があるためか、突っ込みが若干弱いインタビューになっている。ただ、地域医療を確立した若月氏から(老いてからの)本音が聞けた点では重要だと思う。

  • h21.02.04

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著者プロフィール

南木佳士(なぎ けいし)
1951年、群馬県に生まれる。東京都立国立高等学校、秋田大学医学部卒業。佐久総合病院に勤務し、現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべり その他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞を、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。ほか主な作品に『阿弥陀堂だより』、『医学生』、『山中静夫氏の尊厳死』、『海へ』、『冬物語』、『トラや』などがある。とりわけ『阿弥陀堂だより』は映画化され静かなブームを巻き起こしたが、『山中静夫氏の尊厳死』もまた映画化され、2020年2月より全国の映画館で上映中。

「2020年 『根に帰る落葉は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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