フォト・ジャーナリストとは: 撮れなかった一枚の写真 (岩波ブックレット NO. 100)

吉田ルイ子

• 岩波書店 (1987年10月23日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年6月16日]

(1992.07.04読了)(1992.07.04購入)
撮れなかった1枚の写真

[whiskerさんの感想 · 2008年2月16日]

吉田ルイ子

[のんきさんの感想 · 2007年7月6日]

僕の写真に対する心構えのバイブル。薄くて読みやすいし、カメラを構える者の葛藤が描かれている。「フォトジャーナリストである前に一人の人間でありたい」その気構え忘れずにいたいものです。優しい気持ちとともにカメラを持って旅に出よう！！

著者プロフィール

吉田 ルイ子（よしだ・るいこ）：1934年北海道室蘭市生まれ。慶応義塾大学法学部卒。NHK国際局、朝日放送アナウンサー勤務の後、1961年フルブライト交換留学生として渡米。オハイオ州立大学とコロンビア大学で学び、フォトジャーナリズム専攻で1964年コロンビア大学より修士号を取得する。そのままニューヨークに滞在し、ハーレムに住んで写真を撮りはじめる。1968年ハーレムの子どもを撮った写真で公共広告賞を受賞。帰国後は北米、中米、東南アジア、中東、アフリカと世界を駆けめぐり、人々の生活、感情に思いを寄せた視点で、写真を撮りつづけた。2024年5月31日、89歳で逝去。

「2024年 『ハーレムの熱い日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」