和解への人: 教皇ヨハネ二十三世小伝 (岩波ブックレット NO. 178)

犬養道子

• 岩波書店 (1990年12月5日発売)

作品紹介・あらすじ

1962年10月キューバ危機。その時ローマ教皇ヨハネ二十三世が心のたけを綴った「相互信頼と歩みよりのみが私の源泉」の書簡は、フルシチョフの心をゆさぶった。南チロルの寒村に生れ、死の日まで「和解を!平和を地上に」と説きつづけた教皇の感動の生涯を綴る。

著者プロフィール

1921－2017。評論家、エッセイスト、難民支援活動家。著書に、『聖書を旅する』（全10巻）、『お嬢さん放浪記』『こころの座標軸』など。難民支援活動の一環に〈犬養道子基金〉を創設した。

「2021年 『やさしい新約聖書物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」