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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000038409
みんなの感想まとめ
社会主義の影響を受けたロシアの現状や文化を深く掘り下げた旅行記で、特にソ連崩壊後の混乱と市場経済の変化が鮮明に描かれています。著者は、金銭感覚の違いや貧富の差に関する考察を通じて、当時の社会のリアルな...
感想・レビュー・書評
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岩波書店 沼野充義
「 モスクワ ペテルブルグ 縦横記 」
30年前の旅行記。ソ連崩壊後に市場経済の中に放り込まれ、混乱した状況が読みとれる
社会主義における金銭感覚の違い〜お金を稼ぐことは恥であり、貧しい人が裕福な外国人に物乞いすることは 当然〜は、なるほどと思う
ノーベル文学賞 詩人ブロツキー についての論考が特に面白い。ブロツキーは ソ連を追放され アメリカに渡ったユダヤ系ロシア語詩人
「芸術は〜人間存在の私的性格〜自分は個別で独自な存在であることを教えてくれる」は名言。集団主義のソ連のなかでも こういう発想に至ることに驚く
「言語は、遠心力によって思考や世界感覚を加速させる〜人間の存在を拘束する空間から、人間に自由を与える時間へ逃走し、時間から言語へ、自分の世界を拡張していく」
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2012/11/4購入
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