- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000042420
感想・レビュー・書評
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万葉集の魅力がわかりやすい上品な言葉で語られている。
東歌と都の歌の差異・共通点の所も面白かったし、挽歌の種類や変遷も興味深かった。
佐々木氏が支持する解釈の理由を、もう少し突っ込んで知りたいと思った部分もあった。
歌垣が、男女の通婚圏の拡大の場であった、ということも面白い。
また、相聞歌がベースになり形を変え、時には挽歌になり、時には非恋愛の親愛の思いを代弁する、という気持ちの置き換えのようなものも、面白かった。
万葉集の豊かさの一端を垣間見れた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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