『ガリヴァー旅行記』を読む (岩波セミナーブックス)

著者 : 富山太佳夫
  • 岩波書店 (2000年3月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000042499

作品紹介

衛生観念、エロティシズム、優生思想、女性嫌愛、そしてイギリス帝国主義批判…。宗教戦争とイングランドの支配に揺れ動いた18世紀アイルランドのなかに浮かび上がる、等身大のスウィフト像。当時の図版も多数収録。

『ガリヴァー旅行記』を読む (岩波セミナーブックス)の感想・レビュー・書評

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  • 文章のうまさ、読み手の受け取りかたの多様性、奥の深さからして名作であるこては間違えないのだけれども、風刺作品の研究は、数百年前の文化との差があるため難しいと言うことを痛感しました。

  • 岩波市民講座(二時間×五回)の内容を書き起こしたもの。

    面白かった!
    当時のイギリスの状況や衛生観念・スウィフトの政治思想を知っていると
    『ガリヴァー旅行記』は、隅々まで謎解きしたくなる本なんだということがわかった。

    例えば
    ・スウィフトのスカトロジーは、当時当たり前の衛生観念や笑いの対象。
    ・小人国&大人国→イギリス&フランス
     馬の国→人間vs理性。空飛ぶ島→アイルランドから見たイギリス批判。
    ・地名&人名がアナグラムになっている。etc...

    全編を通じて批判・風刺・笑いが溢れていても
    文章は、においや汚さを全く感じさせない。
    理路整然としていてお手本のような英語。
    スウィフトの頭の良さが伝わってくる。
    これは原文読まなきゃ!

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