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- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000043229
作品紹介・あらすじ
本書は、ミクロ経済学の中級テキストブックである。この第2巻では、まず完全競争市場において各経済主体が分権的に行なう個別的意思決定が、社会全体として整合性と効率性をもつために満足されるべき条件を述べ、代表的資源配分メカニズムである「価格メカニズム」の静学的・動学的性能を評価する。次に完全競争の条件が満たされない独占・寡占・独占的競争の3つの市場構造において、個別的経済主体間の戦略的相互依存関係に焦点を当てつつ、分権的市場経済が示す性能を事実解明的・規範的に吟味する。
感想・レビュー・書評
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ちゃんと読めてない。費用・便益分析に関連して仮説的保障原理やカルドア・ヒックス基準などを参照したり、割と章ごとに独立させて読んでいます。
ただ、この本は通読すべきだと考えますので、僕の使い方は推奨しません。
この本のレベルがどれほど高いかは理論の最前線を知らない僕には議論できませんが、とりあえず文章の格調なども含めて、「古典」がもつ雰囲気を備えた経済学の本としても評価できそうです。
教科書に格調が必要かというのは大いに議論されてしかるべきですが、まあとりあえずさすが岩波。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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